平成22年度全国学校体育実技指導者講習会 小学校の部
第41回全国学校体育実技指導者講習会が開催されました。
1.講習会概要
7月29日(木)・30日(金)に「第41回全国学校体育実技指導者講習会 小学校の部」が東京都千代田区立昌平小学校で開催されました。
130程の先生方が参加されましたが、講師の先生方のご指導のもと、積極的に講習を受けておられました。暑い中、児童のために研修に参加された先生方に敬意を表します。
なお、講習会は東京都の多くの校長先生方のご協力で運営されました。運営に携わっていただいた校長先生等関係された方々に感謝申し上げます。
2.講習内容と講師の方々
水泳 東京学芸大学教授 柴田 義晴先生
体つくり運動 東京学芸大学教授 松田 恵示先生
陸上運動 国士舘大学准教授 細越 淳二先生
表現運動 東京都国分寺市立第七小学校長 長津 芳 先生
3.表現運動
細越 淳二先生は陸上運動に関わる豊富な指導経験をもとに、陸上運動系領域の授業づくりの指導内容を提示されました。
まず体ほぐしの運動や陸上運動系領域に関わる動きつくりを行いました。これらの動きを踏まえてハードル走の教材づくりに講習を進めていきました。
受講生の先生方は、細越先生の系統的でしかもわかりやすい指導にいつのまにか必死に、しかも楽しく取り組んでいました。
そして実技講習後の協議において、何人かの先生から質問が出されました。
細越先生は一つ一つの質問に丁寧に応えておられました。
この協議の様子をみて、小学校の先生方の陸上運動系領域の指導への熱心さをうかがい知ることができました。
指導内容(動画)
指導内容(静止画)


講習後の協議の様子
4.受講生の先生方へのインタビュー
先生方4人にこの講習会に参加しての感想をうかがいました。
今日の研修は「二学期からの授業に生かせるものでした」「この研修は授業に直結しています」という感想でした。
そしてある方は、「体育への取り組みが学級経営に良い影響を与えています」ということを話されました。学校教育における体育の重要性をあらためて認識しました。