学体連ニュース 第3号-①2011/11/21

目次

第50回全国学校体育研究大会長野大会概況報告
東京都国公立幼稚園園長会会長 福井直美先生に伺いました
全国の保健体育研究会紹介
 ・第二回 九州体育・保健体育ネットワーク研究会
 ・鹿屋体育大学教授 佐藤 豊先生に伺いました。
お知らせ

第50回全国学校体育研究大会長野大会概況報告

長野全国大会の概況報告はこちら

東京都国公立幼稚園会福井直美会長に伺いました

今、東京都国公立幼稚園は

東京都国公立幼稚園長会
会長 福井 直美

 日頃より、東京都国公立幼稚園に温かいご支援ご指導をいただき誠にありがとうございます。

 平成23年度の園数は197園(休園9園)で、昨年より2園減少しました。しかし園児数は、14004名で、146名増加しています。3才児学級が94学級、昨年度より7学級117名増えたことが要因であると考えます。本会の要望事項でも3年保育の拡大を上げていますので、少なからず徐々に実現に向かっていることが分かります。しかし、学級担任は、正規職員以外の教諭が約13%おり、厳しい状況になっています。また、年々増えていた20代の若手教員が50%を越え、若手教員の育成も大きな課題となり各園長のリーダーシップの発揮に期待する所です。

 また、今、国をあげて新たな教育の構想に向けて動いています。ますます幼稚園と保育園が一体となった施設が増え、教育と保育のバランスが課題となってきますので東京都国公立幼稚園におきましても質の高い幼児教育を提供できるように今まで以上に関係諸機関と連携をはかって参ります。

 そのような中、東京都国公立幼稚園課題研究部では22年度より「育てよう 幼児の健康な心と体 ―遊びや生活の充実を通して、体力向上を目指すー」をテーマに研究に取り組んでいます。近年、社会の急激な変化が幼児の遊びや生活にも大きな影響をおよぼしている現状に対応し、遊びや生活の充実を通して、体力の向上を目指しています。25年度に開催されます全国学校体育研究大会東京大会につながる研究となることでしょう。

 これからも東京都の幼児教育をリードしていく東京都国公立幼稚園並びに園長会として、力を合わせていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

全国の保健体育研究会紹介

前号から全国各地域で活動されています保健体育研究会を紹介しています。今回は 九州体育・保健体育ネットワーク研究会を紹介いたします。鹿屋体育大学教授 佐藤 豊先生に紹介していただきました。

九州体育・保健体育ネットワーク研究会

 九州体育・保健体育ネットワーク研究会は、九州各県を中心に体育科・保健体育科教育に関わる小中高の学校関係者、教育委員会関係者、大学関係者によって構成される有志が、新学習指導要領への理解、体育学習や保健学習に関する授業力の向上、教育課程編成等体育科教育の充実に向けて、語り合う機会とし、九州から全国へ実践ベースの情報を発信する会です。

 九州体育・保健体育ネットワーク研究会では、様々な枠を越えた連携を目指しています。第1は、小中高の校種の枠を越え えた連携、第2は学校、教育委員会、大学の立場の枠を越えた連携、そして、第3は地域の枠を越えた連携です。

 基本コンセプトは、体育の発展に寄与したいという心意気があればどなたでも参加可能という形です。休日に各参加者の会費1000円の自費参加方式で運営をしていますが、開催される九州各県教育委員会等の全面的なご協力の中、会場の手配や県内の多くの参加者に参加していただく機会となっています。
 今年4月に発足した新しい会ですが、6月鹿児島県、7月福岡県、9月長崎県、10月宮崎県と各県 での開催をしながら活動を行っています。

 「九州は一つ」を合い言葉に各県の教育委員会、学校現場、大学の研究者、学生など多様な顔ぶれで会を追う毎に参加者や登録者も増え、保健体育の充実に向けて熱い思いを語り合っています。4回の開催延べ参加者数は、指導主事等の教育委員会関係者、学校関係者、大学教員や学生など170名弱、メーリングリストは九州外を含め200名弱の参加となっています。

 しかしながら、広域の自主的組織のため、毎回多くの方の参加が可能な訳ではありません。そのため、定期的なメールマガジンが情報交換の重要な一部でもあります。これまで、メール配信では、日本体育科教育学会の参加報告、韓国体育学会の参加報告、日本体育学会での発表報告 などの学会等の話題を参加が難しい会員に情報提供したり、年間指導計画に関わるサンプル事例や研修会でのQ&A、国の資料等のホームページ掲載情報、全国学体研情報などをいち早くお知らせしたり、学校現場に関わる情報や教育委員会の指導助言に関わる内容などの情報提供をしています。現在は、メール配信方式で毎回の開催報告や体育授業の充実に関する情報を送信していますが、まもなくホームページが完成し会員になれば様々な双方向の情報交換が可能となります。どなたでもスタートページや開催情報は閲覧可能です。

 また、九州外の方々のメール参加や研究会参加もされており、四国や関東からも定例会参加されています。会合での各回のテーマは、開催県の事務局で今最も話題にしたい内容を中心に情報交換を図っています。これまでの内容を簡単に紹介すると、

第1回 鹿児島ラウンド(鹿児島県立甲南高校)
授業づくりを考える・・防具を用いない剣道の授業、文部科学省中央研修会(体つくり運動)の概要、鹿児島県学校体育研究大会に向けて・・高校授業づくりのアイデア
第2回 福岡とんこつラウンド(福岡県立スポーツ情報センター)
日本体育教育学会発表報告「新学習指導要領に基づく指導と評価の在り方」、福岡県の研究事例(小中高の取り組み)
第3回 長崎チャンポンラウンド(長崎市民会館)
年間指導計画作成フォーマットとチェック・リストの検討、大学体育科教育最前線
長崎さるく
①小学校体育活動コーディネーター実践の様子
②男性教諭の初めてのダンス授業
③教育課程研究指定校(長崎悠興館高校)の実践
第4回 宮崎チキン南蛮ラウンド
小中高校教育課程Q&Aディスカッション、宮崎県学校体育研究大会から小中高の連携を探る

 など、各県の様々な特徴的な取り組みを話題としながら、様々な角度から、自由な意見交換を大切に進めています。
 また、九州ならではの特徴として、終了後の情報交換会では、会員が持ち寄る秘蔵の幻の焼酎が並びホットなトークが展開されています。夜の部参加も大歓迎です。
 この研究会を通して、これまで以上に九州各県における様々な授業実践の取り組みの発信や、教育委員会相互の連携や情報交換、体育科教育の充実に向けた大学の関わり、教員志望の学生にとってのスキルアップなどそれぞれの立場を超えてのネットワークが広がっていることを実感しています。
 次回は大分別府温泉で湯けむりラウンド開催予定です。メール配信や定例会参加など興味ある方は、研究会ホームページをご覧ください。

今後の開催予定

・ 第5回 12月17日(土) 14:00 大分県 (湯けむりラウンド)開催案内
・ 第6回 1月28日(土) 13:30 熊本県 (名称検討中)
・ 第7回 2月18日(土) 13:30 佐賀県 (名称検討中)
・ 第8回 3月10日(土) 10:00 鹿屋体育大学 授業づくりシンポジウム

・ 九州体育・保健体育ネットワーク研究会ちらし

・ 九州体育・保健体育ネットワーク研究会ホームページ 

お知らせ

1 次号は以下の内容を掲載する予定です。(平成25年1月)
 ・ 全国学校体育研究最優秀校紹介

2 メールマガジンまたはホームページを通して全国の保健体育研究や学校、個人の方の実践状況を発信する予定です。
 皆さんまたは皆さんの周りでご活躍されている研究団体、学校、個人をご紹介下さい。

3 メールマガジンバックナンバーは こちら 

発行日 2011/11/21
発行者 公益財団法人日本学校体育研究連合会 メールマガジン・ホームページ編集部