学体連ニュース第31号2017/2/25


【目次】

1.公益財団日本学校体育研究連合会 本村清人 会長挨拶

2.都道府県学体連紹介:全京都学校体育研究連合会

3.学校の研究活動紹介:品川区立第一日野小学校 橋本茂樹 先生

4.お知らせとお願い


1.公益財団法人日本学校体育研究連合会 本村清人 会長 挨拶

 「福島大会から和歌山大会へ」 会長 本 村 清 人

  昨年は、第55回全国学校体育研究大会福島大会を、とうほう・みんなの文化センター(福島
県文化センター)で全体会、11の学校で分科会を、全国から2,000人を優に超える参加を得て盛
大に開催することができました。文部科学省・福島県教育委員会及び福島大会実行委員会をはじ
め、関係の皆様方に改めて心から御礼を申し上げます。特に平成23年の東日本大震災とその後
の原子力発電所事故からの復興半ばにもかかわらず積極的に取り組んでいただいたことに重ねて
敬意と感謝を申し上げます。
 福島大会の詳しい内容については、本財団発行のメールマガジン「学体連ニュース第30号」
を参照してください。また、同マガジンでは、同大会で表彰された全国学校体育研究最優秀校
(文部科学大臣賞)を受賞された3校の園長・校長先生の所感が掲載されています。味わい深
いものがあります。今後の研究の示唆を得ることができます。中でも幼稚園として初の文部科
学大臣賞を受賞された江戸川区立船堀幼稚園は特筆に値するものです。
 もう一つ。それはこの全国大会開催に合わせて行っている議決機関である評議員会において、
本財団の新規事業として「体育授業優秀教員表彰事業」が全員一致で可決成立し、次年度の和
歌山大会から実施の運びとなったことです。授業の改善・充実のためには中堅教員の指導力、
牽引力が必要不可欠です。このことによって若手の教員のさらなる授業力向上を期待している
ところです。
 56回和歌山大会は和歌山県民文化会館を中心とし12の分科会が展開されます。研究主題は「主体的・対話的で深い学びを通して自ら考え工夫していく力を身に付ける体育・保健体育学習~自らが進んで運動(遊び)に取り組み、仲間とともに高め合う姿を求めて~」です。近々告示される学習指導要領の趣旨も視野に入れ、学校体育のさらなる充実・発展のため関係者一同最善の努力をしていきたいと存じます。
 さて、学習指導要領改訂に向けた中教審の答申が平成2812月に、そして早くもこの2月に新しい小・中学校学習指導要領の改訂案が出され、パブリックコメントが求められています。そして3月中には告示をするという。2020年に小学校において新学習指導要領で全面実施(中・高は順次1年遅れ)を目指すことからすべては1年前倒しで進めれていますが、果たして十分な議論やヒアリングででた意見等が反映されているか疑問に思うことがあります。例えば、評価の観点において「知識・技能」と「主体的に学習に取り組む態度」(学びに向かう力・人間性等)については、学校現場サイドから見ると実践上難しさが懸念されると考えます。また、「意欲」がこの中教審答申にもほとんど出てこないのはなぜか。「意欲の向上」は学校教育の永遠の課題とも言えるのに。これまでほぼ10年ごとに改訂がなされてきたことにはそれ相応の意味があるのです。教育は百年の計、急いてはいけません。
 終わりに、文部科学省・各都道府県教育委員会等はもとより各都道府県を総括代表とする学校体育研究団体等との連携協力を深めるとともに、賛助会員のご支援をいただきながら、充実発展を期してまいります。 
 関係各位のご発展を心よりお祈り申し上げます。

2.都道府県学体連紹介:全京都学校体育研究連合会
               会長:和田英明先生(京都市立桂東小学校長)

 京都の学校体育研究連合会の組織並びに今年度全国学校体育研究優良校を受賞された京都市立淳風小学校の取り組みについてご紹介頂きました。淳風小学校の取り組みは、

(1)体育科を中心とする授業研究(淳風スタンダードの作成、ICT 機器(タブレット)の活用)

(2)子どもの主体的な体力向上の取り組み
(3)心の健康・歯の健康・基本的な生活習慣の定着の取り組み

などが紹介されています。

 詳しくは下記URLをご覧ください。

3.学校の研究活動紹介:品川区立第一日野小学校 橋本茂樹先生

 保幼小の連携を強化し、オリパラ教育を通して第一日野小学校が取り組まれている教育活動を
ご紹介頂いています。「ボランティアマインド」「障碍者理解」「スポーツ志向」「日本人とし
ての自覚と誇り」「豊かな国際感覚」の5つを重点的に育てる資質とする第一日野小学校のオリ
パラ教育アクションプランやその具体的取り組みをご紹介頂いています。



4.お知らせとお願い
 (1)メールマガジンまたはホームページを通して、全国の学校体育研究団体、学校、個人
  の方の研究活動を紹介しています。 皆様または皆様の周りでご活躍されている研究団体、
   学校、個人の方を、
ご紹介下さい。下記メールアドレスへご連絡下さい。
            hstgakutairen_male@yahoo.co.jp

(2) メールマガジンバックナンバーは以下のホームページでご覧になれます。

            http://www.gakutairen.jp/mailmagazine/

 

発行日 2017/2/25
発行者 公益財団法人日本学校体育研究連合会 メールマガジン・ホームページ編集部